2009年3月29日日曜日

レスコハウスで家を建てた

14年前、レスコハウスで家を建てました。
その時のうたい文句は
耐震性:地震に強い・・・
これは建ててから大きな地震が来ていないので強さは不明。

遮音性:コンクリート住宅なので2階の音が下に聞こえない・・・
展示場ではゴルフボールを床に落として説明していたが、1階でパソコンに向っていると、2階で歩く音は良く聞こえます。階段を下りてくる音もわかります。木造住宅に比べれば音は小さいのかも知れませんが、戸を開けたりする音も聞こえますので程度の問題があると思いますが、心理的な面もあります。

耐火性:火災保険料は木造の1/4。外側からの火も、内側からの火もシャットアウト。
外壁はコンクリートなので良さそうだが密集した住宅地で隣家からのもらい火は実例を知らないので不明。

耐久性:日本No.1の保証制度。安心の35年間構造体無条件保証。
コンクリートパネルをボルトで締めて作ってある、ボルトが錆びたりしなければ問題は無いだろう。

断熱性:夏に涼しく、冬に暖かな家。
これが一番問題になった。
コンクリートパネルの裏にウレタンが5cm吹き付けてあるので、魔法瓶の中にいるようで、断熱性は高く夏涼しくて冬は暖かいと説明されたが、これはまったく当たらなかった。
コンクリートパネルの持つ熱容量は大きく、夏は昼間温められた熱が夜間に室内に、遠赤外線となって放出され、中にいる人を体の芯から温めてくれます。冬はコンクリートが冷えて良く冷やしてくれます。
ウレタンの断熱があるので、エアコンをかければその時は効くのですが、止めたらすぐに夏は暑く、冬は寒くなってしまいます。

そこで思いついたのが外断熱です。

コンクリートの外側に断熱材を貼り付ける。夏でもコンクリートが熱くならないので夜になればすぐに涼しくなると考えました。

さてどうして外断熱にするか。

外側にウレタンを吹き付けてその上から外壁材を貼ることも考えましたが、コストがかかりすぎます。

そこで見つけたのが断熱塗料でした。